


2026年度に児童生徒が、授業あるいは個人的な興味関心に基づいた探究的な学習などを通して生み出した成果であり、学習のどこかの段階で教科書(デジタル教科書も可)を効果的に活用しているもの。※個人による学習の成果を原則としますが、グループで作成した作品の応募も可能
応募する児童生徒の在籍する校種等によって、応募枠を次の3つに区分します。
※特別支援学校、義務教育学校、中等教育学校、中高一貫校の児童生徒は、小学校、中学校、高等学校のそれぞれの学年に対応する区分に応募してください。
※児童生徒個人による作品の応募を原則としますが、グループ(4人以内)による作品の応募も可とします。
応募方法
応募は専用ウェブサイトからの提出を原則とします。ただし、インターネット環境等の事情によりウェブでの提出が困難な場合には、郵送による応募も可とします。
提出するもの
① 応募書類(応募フォーム)
探究テーマ、氏名(グループの場合は全員)、学校名、学年、担任または教科担当教員名
※グループによる作品応募の場合は、代表者が作品を提出してください。
② 作品(探究的な学習の成果をまとめたスライド資料11枚以内)
□表紙:探究テーマ、氏名、学年、教科名(教科書を使った教科名すべて) …… 1枚
□内容:探究的な学習のきっかけ・目的・方法、成果と課題、出典探究の中で教科書をどのように活用したか…… 10枚以内
※応募フォーム、作品の提出様式、データ形式、個人情報の取り扱い等の詳細については、後日、本コンクール専用ウェブサイトにてお知らせします。
③ オンラインによる最終審査に残った応募者は、プレゼン動画を事前に収録して指定の場所にアップロードしていただきます。
① 応募作品の著作権は応募者に帰属します。ただし、本クールの広報、記録、報告等の目的に限り、主催者は無償で応募作品を使用(複製、公開等)できるものとします。
② 応募作品を作成する際の著作権などの取扱いについては、別紙を確認してください。
応募資格の【区分】ごとに、次の観点から総合的に評価します。
① 教科書活用の工夫
② 探究の構想と深まり
③ 表現の工夫
④ 発表する力(オンラインによる最終審査に残った作品が対象)
募 集
2026年12月1日(火) 作品受付開始
2027年 1月8日(金) 作品提出締切
審 査
2027年
1月~2月 第一次審査、第二次審査※書面審査
2月~3月 入賞者発表(最終審査進出は各区分3名)
3月20日(土)最終審査及び表彰式(※)
※プレゼン10分(事前収録)と質疑応答5分(オンライン)







A.探究学習では、「問い」や「課題」が学びの出発点になります。子どもたちが「あれ?」「おや?」「どうしてだろう?」と感じる瞬間を、いかに作れるかが大切です。問いが生まれるのは、多くの場合、子ども自身のこれまでの経験や知識と、目の前の出来事との間に「ずれ」や「違和感」が生じたときです。また、「こうなったらいいな」「もっとよくしたいな」という思いも、課題設定の大切なきっかけになります。そのため、問いを子ども任せにするのではなく、問いが自然に生まれる場面や体験を教師が用意することが重要です。授業の中に驚きや発見のある場面を組み込むことが、探究への第一歩になります。
A.探究の中心となる場は、総合的な学習の時間です。一方で、各教科の中でも探究的な学びは十分に行うことができます。教科では、各教科の資質・能力を育成する観点から、教科の枠内で実施することになります。総合的な学習の時間では、課題を子ども自身が決め、学びの進め方も多様になります。答えが一つに決まらない中で、納得できる考えを作っていくことが重視されますので、教科の枠を超え、横断的・総合的に実施されます。それぞれの特性を生かしながら、両者を行き来させていくことが大切です。
A.探究学習は、教科とのつながりを作りやすい学びです。教科で学んだことが総合的な学習(探究)の時間で生かされ、探究で獲得した資質・能力が教科の学習に戻ってくる、といった行き来が自然に生まれます。また、学校全体の教育目標を考えたときにも、総合的な学習(探究)の時間は重要な役割を担います。教育課程を編成する際に、総合的な学習(探究)の時間を中心に据えることで、教育活動が有機的につながり、学校としての学びの方向性も明確になります。
A.現在の学習環境では、デジタルは欠かせない存在になっています。探究との相性も良く、調べる活動やまとめ、発表などでICTを活用することで、学びをより広げることができます。一方で、紙に書いて考えたり、話し合ったりするアナログ的な活動も大切です。デジタルとアナログ、それぞれのよさを生かしながら使い分けることが、探究を深めるポイントになります。
A.探究に力を入れている学校では、学校図書館を「学びの拠点」(「読書センター」であるとともに「学習・情報センター」)として活用している例が多く見られます。図書館は、調べたいことを探す場所であると同時に、先輩たちの探究の成果が集まる場所でもあります。デジタルは素早く多くの情報を得るのに適しており、書籍は信頼性の高い情報をじっくり読むのに向いています。それぞれの特性を理解し、目的に応じて使い分けることが、探究の質を高めます。
A.教科書そのものを探究の対象にすることも可能です。その際には、横だけでなく過去の教科書と「比べ」「違いを見付ける」といった視点も役立ちます。複数の教科書を比べて、教科書の構成や資料の扱い方などに着目することで、新たな問いが生まれます。周辺事情として教科書制度全体を知ることも意味があるかもしれません。児童生徒にとっては、教科書のつくりを考えること自体が、意味のある探究になります。
A.探究における教師の役割は、子どもたちの学びを支えるファシリテーターです。指示を出すのではなく、子どもが自分で考え、学びを進めていける環境を整えることが大切になります。しかし、これは、教師が関わらないということではありません。子どもの様子を見取りながら、必要な場面で声をかけたり、方向付けをしたりするなど、適切な関わりが求められます。放任でも丸投げでもなく、子どもの学びを支える新しい指導性が重要です。

文部科学省
一般社団法人教科書協会
一般社団法人全国教科書供給協会
株式会社教育新聞社(特別協力)
株式会社日本教育新聞社
株式会社教育家庭新聞社